長屋桃子さんの漆箸 -  

 

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2023-01-19 14:11:00

長屋桃子さんの漆箸

 

長屋桃子さんは、島根で制作をされている漆塗りの職人さんです。

金沢で漆を学ばれ現在は島根の出雲市にいらっしゃいます。

最近、念願の工房が完成したそうで今後の活動も楽しみです。

 

長屋さんは器も制作されていますが、お店では漆の塗箸をお取り扱いさせていただいています。

毎日使ってもあきがこず、日常の食卓になじみ、なおかつ使いやすい。

しかも、使っていくうちに自然と艶が出て育ちます。

 

 

 

細くて六角なので、面が細やかな角度で指を支えてくれ動かしやすいです。

個人的には四角も好みなのですが、六角はお箸を使う仕草がより美しく感じます。

面が多いほど漆を塗る面も増え、手間も時間もかかります。

長屋さんは面の多い六角のお箸にテンションが上がるそう。さすが、、塗師です。

 

 

 

溜り塗りのお箸。

奥行きのある色でザクロ色。

使ううちにどんどん飴色が透けていき鮮やかな赤になり育てる楽しみがあります。

 

 

 

巻箸は、タコ糸をくるくると巻きつけ漆を塗ります。

滑りにくく、麺箸や取り箸としても使いやすいです。

 

 

 

夫婦箸で赤と黒を選ばれる方が多いのですが、最近は浅葱(アサギ )と白を夫婦箸に選ぶ方も増えてきました。

 

 

 

ご家族で「この色はお父さん、お母さん、、」と選ぶ姿を拝見すると微笑ましくなっています。

食卓を彩り美味しいご飯をいただくための大切なお箸。

贈り物用にご家族用におすすめです。