祖父に贈りたかった「ちろり」 -  

 

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2025-04-21 11:48:00

祖父に贈りたかった「ちろり」

 2025.04.21 monday

 

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「ちろり」、呼び名が愛らしいお酒を温める道具。

 

家ではアルミのものを使用しており、ちろりに出会うまでは日本酒は常温か冷酒でとこだわりのようなものがありましたが、年齢を重ねるうちに、寒い時期の温燗(ぬるかん)は体もあたたまり美味しいと感じるように。

 

やかんでお湯を沸かし火を消し、しばらくしてからちろりを入れ数分。好みの温度にするのはやや難しいのですが、その日その日で違う温度も楽しく思えるように。寒く冷えきった日には少し熱めの熱燗。おでんや鍋と一緒にいただく時は温燗で。

 

子供の頃は、祖父が冬になると「燗をつけて」と何度も祖母にお願いしていたのを思い出しました。

祖母が病院に入ってからは、自分でお酒をコップに注ぎそのまま呑むようになり、ちろりであたためることはなくなりました。

 

赤地陶房の赤地径さんの九谷焼のちろりは、絵付けが優しくあたたかくまるで家族の笑顔のよう。

今では祖父も祖母も亡くなりましたが、赤地径さんのちろりを贈ってあげたかったと今更のように思います。

 

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赤地径 / ちろり 小花
6,380円(税込)




 

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赤地径 / ちろり 梅花
6,380円(税込)




  

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赤地径 / ちろり 縦縞
6,380円(税込)




  

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赤地径 / ぐいのみ 花
2,860円(税込)

 

 


  

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赤地径 / ぐいのみ 縦縞(中に花)
2,860円(税込)


 


  

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赤地径 / ぐいのみ 横縞(中に花)
2,860円(税込)


 


 

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赤地径 / ぐいのみ 縦長
2,860円(税込)